旅日記北海道編2009 孤高(4)





第4日目 桃岩展望台コース




文島2日目。
今日は特に予定は決めていなかったが、まず1便で島抜けするKさん、マロさんを見送りに港へ行った。

  

 天候は微妙で、所々青い空が見えるものの、全体的に雲や霧がかかっている。
 霧の中に消えていくフェリーが印象的だった。

  

 1便で島入りしたSさん、M本さん、そしてBさんの4人で、バスで島の最南・知床に向かい、桃岩展望台コースを歩くことになった。

  

 このコースは、花の最も多い、比較的緩やかなコースだ。
 霧が立ち込めた、幻想的な遊歩道を歩いていく。

  

 霧で利尻岳は見えないが、花の写真を撮りながら、のんびり歩く。
 エーデルワイスの一種のレブンウスユキソウやツリガネニンジン、エゾウメバチソウ等、沢山の花を見ることができた。

  

  

 しばらくすると、霧が一気に晴れ、雄大な利尻岳が姿をあらわした。
 あの山に登ったんだなと改めて実感する。

  

  

 桃岩展望台に着くころには、再び利尻岳は霧に隠れてしまった。
 わずかな時間の差で、自然は刻々と姿を変える。
 今見ている風景と同じものは、二度と見られないのだ。



 昼ころのバスで元地の佐藤売店へ行き、ウニ丼(1000円)とつぶ貝(300円)で昼食にする。

  






 その後、再度バスに乗り、礼文林道へ。Sさん達と別れ、Bさんと二人で歩く。
 レブンウスユキソウ群生地から、ピーク268の細い道へ。藪の中を進むワイルドな道だ。

  

  

  

 三角山の横で、軽く野点をする。利尻岳と海を背景に点てるお茶は味わい深かった。




8月8日 礼文島野点    於 ピーク268



瓶掛 チタン製ケトル

   southfield製ガスコンロ

茶器 義山

茶杓 銘 夏山 拙作

茶碗 Wedgwood night & day

建水 ステンレス製ボウル 柳宗理デザイン

茶巾筒 銀

菓子 二人静 両口屋製

菓子器 木地 四方盆


  

  

 フェリーターミナルで迎えを待つ間、風露で胡麻ソフトクリームを食べた。胡麻の風味と濃厚な味が美味だった。



  

 今晩のメニューは、

   刺身(秋刀魚、蛸)
   ホッケの煮付
   ウニ
   なまこ酢
   サラダ(トマト、キュウリ、玉子)
   ホッケかまぼこ
   ニラと豚の炒め物
   はつめの三平汁
   ミルク寒天

 それに追加して、ダブルウニ丼。

 今日は地味に沢山歩いたため、疲れてしまった。
 飲み会も途中で切り上げ、就寝した。

  





to be continued…


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