旅日記北海道編2009 孤高(3)第3日目 湖畔祭 今朝は午前4時ころ目が覚めたので、散歩がてら「ペシ岬」に登ることにした。
ペシ岬は、鴛泊港の端にあり、標高90m程の岩山だ。
利尻を後にする旅人に別れを言うため、最後に顔を出してくれた、そんな気がした。
朝食を食堂で済ませ、マルゼンに歩いて戻る。
フェリーには、昨日一緒に利尻岳に登ったおっちゃん2人も乗っていた。
礼文島に着いてすぐ、レンタルバイクの店へ。
今日の礼文島は曇り。利尻は全く見えなかった。
まず、「桃台猫台」に登る。曇天でも、礼文島の海は美しい。
次に、桃岩荘の「BEN&JOEハウス」、通称ベンジョハウスに行く。
驚いたことに、昨年と同じヘルパー、Gさんがいて、俺のことを覚えていてくれた。
昨年歩いた24時間コースのことや、最近の桃岩荘のこと等を話し、つい長居してしまった。
続いて、「高山植物培養センター」へ。
続いて西上泊の澄海岬(すかいみさき)に向かう。
昨年、礼文島一周24時間コースを歩いた際、澄海岬の売店のご主人・道場さんにバナナをもらったり、色々親切にしてもらった。
原付を返すと、宿の送迎まで時間があったので、ホテル礼文の喫茶店「風露」に行った。
あつもりロールは、控えめな甘さが上品な塩キャラメルのクリームが入り、美味。
「ネイチャー礼文」を見学し、ターミナル付近を散策すると、礼文島初の温泉施設である「うすゆきの湯」が完成しつつあった。 酒井法子に逮捕状というニュースに衝撃を受けつつ、今夜泊まる「星観荘」の迎えをフェリーターミナルで待つ。 午後5時、星観荘のオーナー・彦さんが迎えに来てくれた。 今日は、船泊の「湖畔まつり」があるので、夕食はなく、各自祭の会場で食べるという変則的なスケジュールだ。祭の会場まで直接送迎してもらう。
湖畔まつりの会場は、どこからこんなに人が集まったんだという位賑わっていた。
面白いことに、地元の人は、魚介類に興味がないのか、焼き鳥や焼きそば等が人気だ。
ウニやボタンエビ等を堪能し、俺は「双葉食堂」へ向かった。ここは一見、どこにでもあるような食堂だが、何を食べても美味しい知る人ぞ知る名店だ。 食堂を出ると、ちょうど夕日が沈み始めていた。
スコトンやトド島に日が沈む光景は新鮮に感じた。
祭に戻ると、ウニがひとつ100円にまで値下げされていたため、つい買ってしまった。
宿では、今日はミーティングも省略され、飲み会になる。 今夜は月夜で空が明るかったが、星も十分見ることができた。
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